船シログチ釣り2011/2/13 [船釣り]

2011年2月13日(日):神奈川県 金澤八景 小柴丸 東京湾 赤灯沖および猿島沖
若潮:満潮10:40、干潮19:27(東京芝浦)、潮色:澄み
天候:晴れ、弱風、絶好の釣り日より
釣座:左舷胴の間(乗船者8人程度)
餌:青イソメ
釣果:シログチ36尾(15cm~28cm)小形、中形主体
船全体の釣果20尾~40尾
仕掛け:胴突き2本針、道糸:フロロカーボン4号、モトス:フロロカーボン3号
枝ス:フロロカーボン2号、針:ムツ11号、錘:30号
竿:2.7メートル1本竿(メバル用)

朝の船着き場は凍りつき、海面にも薄らと氷が浮いていた。
こんな経験は初めてで、棒につかまり慎重に船へ乗り移った。
前回は置き竿主体であったが、今回は手持ちが有利であった。
当日は1本竿のスタンディングで、掛ける釣りに徹しようと思った。
最初は赤灯沖を主体に流したが、当たりが少なく船内ポチポチ上がる程度であった。
船長も活性が低いと見たのか、仲間内と情報交換し魚の溜まり場所を探した。
しばらくすると船長は移動を告げ、猿島沖の水深60メートル付近で再開した。
もたれを感じ上げて見ると、小形のシログチがダブルで上がって来た。
60m付近では小形が多く、当たりを捉えるのが難しく感じた。
この後60mより若干浅いポイントに移動し、ここから良形が掛かるようになった。
軽く誘ってから聞き合わせをすると、当たりがあり竿を徐々に上げていくと針掛かりする。
ここで一気にリールを巻くと、シログチ特有のガツガツした当たりで強く抵抗する。
船上に引き上げたシログチは、銀白色にブルーが混じり実に綺麗である。
入れ食いタイムもあり14時過ぎまでに36尾を釣り、シログチ釣りの楽しさを堪能した。
これだから釣りは止められないと云う、本当に楽しい1日であった。
仲乗りさんは用事が無い時は、竿を出し釣りを勉強している。
途中で仲乗りさんより仕掛けについて質問があった。
特に枝スの長さについては仲乗りさんの25cmに対し、当方は2倍であることを説明した。
帰りに大船長から取りたてのワカメを頂き、味噌汁や酢の物にして美味しく頂いた。
取りたての魚と旬の物を食べられるのは、釣り人冥利に尽きる。
小柴丸では潮干狩りの時期には、アサリがプレゼントされる。
釣りは晴れて波が静かな日を選んで、出かけるようにしている。
厳冬でも日中の船上はポカポカと温かく、厚着をしていると汗ばむ程である。
皆さんも食べて美味しい東京湾のシログチ釣りに出掛けて見ませんか。

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船シログチ釣り2011/2/1 [船釣り]

2011年2月1日(火):神奈川県 金澤八景 小柴丸 東京湾 赤灯沖
大潮:満潮15:36、干潮10:43(東京芝浦)、潮色:やや濁り
天候:晴れ、凪、絶好の釣り日より
釣座:左舷ミヨシ寄り(乗船者2人)
餌:青イソメ
釣果:シログチ15尾(18cm~28cm)+α、中型主体
    (船全体の釣果2人で54尾)
仕掛け:胴突き2本針、道糸:フロロカーボン3号、モトス:フロロカーボン2号
ハリス:フロロカーボン1.5号、針:ムツ11号、錘:30号
竿:2.7メートル、2.4メートルの2本竿(メバル用)

天気も良く風も無く絶好の釣り日より、乗船者が2名の大名釣りであった。
しかし午前中はシログチのご機嫌が悪く、スタンディングで誘うもほとんど当たりを捉えることが出来なかった。
たまに針掛かりしても、途中で外れてしまうケースが多々あった。
船上で身支度をしている時に、船長より乗船者が少ないので2本竿で釣ることを勧められた。
1本竿の方が集中できるのにと思いながら、念のため2.4mの竿を準備した。
10時頃もう一人の釣り人が様子を見に来た。2人とも1尾~2尾の状態で、あまりの厳しさに顔を見合わせた。お昼までに5尾程釣りあげたが、二進も三進も行かない状態が続いた。午後からは2.4mの竿を置き竿にすることにした。
置き竿は錘がトントン底を打つ様にして当たりを待ち、2.7mの竿は相変わらず手持ちで誘いを続けた。すると置き竿に待望の当たりがあり、竿先がガンガン叩かれた。リールを巻くと良形のシログチが、ダブルで上がって来た。
シログチの引きはこれだよなと納得し、その後も置き竿に当たりが集中した。手持ち竿は相変わらず針掛かりしなったが、餌を見ると頭の方まで齧られていた。手持ちの方も置き竿にして様子を見ると、やはり当たりが出た。当日は置き竿に軍配が上がったが、置き竿への切り替えが遅すぎた。14時過ぎまでに10尾を追加し、15尾になったところで竿仕舞にした。
ブログ友達のいしもちさんが、「置き竿に集中して掛かり、手持ちに掛からないことが多々ある」と言っていたがその通りになった。
置き竿の特徴はリズム良く誘いが掛かるので、シログチが違和感なく喰いつくのかも知れない。逆に置き竿では全く喰わない時もあり、その時の状況により両者を使い分けることが重要だと感じた。
帰りに船長から仲乗りさんが釣ったシログチを頂戴した。仲乗りさんは船長を目指して転職したとの事である。理由は海が好きだからと、早く一人前の船長になれる様に頑張ってほしいと思う。

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船キス釣り2011/1/18 [船釣り]

2011年1月18日(火):東京 葛西橋 荒川屋釣船店 東京湾中の瀬
大潮:満潮15:25、干潮9:58(東京芝浦)、潮色:澄み色
天候:晴れ、凪、絶好の釣り日より
釣座:右舷胴の間艫より(乗船者3人)
餌:青イソメ
釣果:キス65尾(12cm~20cm)、小形、中型、良形が程良く混じる
    船全体 50尾~88尾
仕掛け:片テンビン2本針、道糸:PE1号、ハリス:フロロカーボン1号
針:競技用8号、錘:15号、竿1.8m(1本)

何時ものように南砂町駅に大船長に迎えに来て頂く。荒川屋さんに着くと、釣り人が受付をしていた。今日の乗船者は、常連さん2人と当方の3人であった。
1人の方は川向こうから自転車で来たとのことで、先日の大変寒い日にキス釣り研究会にて、羽田より釣行したとのこと。
今日の操船は若船長で、船は何時もと違い船縁が低い赤い色であった。兄弟船の歌ではないが、型は古いがしけには強そうな船であった。
一路中の瀬を目指して東京ゲートブリッジ、羽田新滑走路を見ながら波の穏やかな東京湾をクルージング。しかし余りの寒さのため、陽のあたる艫側に座った状態で移動した。約1時間を掛けて中の瀬に到着し、若船長の合図で実釣を開始した。
実釣にあたってはブログ友達からのアドバイス、「余り誘いすぎないで、誘いはゆっくり大きく、間を取ること等」に注意した。干潮に向けての釣り始めで不安を感じたが、一投目から良形のキスが竿を絞った。
竿先を下げ過ぎず、上げ過ぎずの状態で、ゆっくり誘うとキスが面白いように喰い付いて来た。最初はコツコツした当たりだが、竿先を徐々に上げる過程で完全に針掛かりする。
陽が昇るにつれ温度が上昇し、11時頃には防寒着を脱ぐほどであった。波もほとんどなく穏やかな湖の様な状況の中、午前中で30尾程を釣った。
午後も同じように好調に釣れ、夏場の釣れ方と同様な状況になって来た。ダブルの連発もあり上針に掛かる状態も多くなった。竿をゆっくり上げていくと、頭上近くで針掛かりする様になった。こんなに上で掛かるとはキスも餌を追って来るのであろうか。
上下の針を一緒に飲みこむほどキスの動きは活発であった。竿先を上下に軽く動かさなくても、竿先をゆっくり上げるだけで掛かって来ることが解かった。14時過ぎに総尾数をカウントすると61尾で、14時30分までに4尾を追加した。
ミヨシの方も沖上がりまで頑張り、本日の竿頭の88尾で終了となった。久し振りにプレ落ちギス釣りのだいご味に、楽しいひと時を過ごした。次回以降もブログ友達のアドバイスを実践し、自分の技術として身につけたいと思う。
現在の状況は若船長がホームページで、「釣り放題キャンペーン」をうたうくらい状況が良い。
皆さんも楽しいシロギス釣りに、防寒対策をして出掛けて見ませんか。今の時期のシロギスは脂肪がのり、美味しいですよ。荒川屋の若船長は長身でかっこ良く、女性には特に親切に教えてくれますよ。

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船シログチ釣り2011/1/12 [船釣り]

2011年1月12日(水):東京湾 金澤八景 小柴丸 赤灯沖
小潮:満潮9:19、干潮16:17(東京芝浦)、潮色:澄み色
天候:曇り後晴れ、風穏やか、波1m程度
釣座:右舷胴の間(乗船者6人程度)
餌:青イソメ
釣果:シログチ22尾(20cm~30cm)、中型主体、アジ1尾、キス1尾
船全体の釣果22尾~33尾
仕掛け:胴突き2本針、道糸:フロロカーボン3号、モトス:フロロカーボン2号、エダス:フロロカー
ボン1.5号、針:ムツ11号、錘:30号、竿:2.7m

1投目誘いを掛けるとシログチ特有のガクガクとした当たり、朝から調子が良いとリールを巻くが痛恨のバラシであった。しばらく当たりが無かったが再度の当たり、これもリールを巻く途中でのバラシ。その後10時過ぎまで当たりが無く、他の釣り人もお手上げの状態が続いた。船長も操舵室から出てきて釣り人に、潮止まりの時間に入ったことを話した。
誘いを掛けても当たりが無かったが、餌を見るとかじられた跡があり魚はいると思った。その後も誘いを掛けたり、止めたり、弛ませたりと工夫してみたが、二進も三進も行かない状態が続いた。
11時頃からようやく当たりが出始め、シログチがぼつぼつ上がる様になった。誘いを掛けるとガクガクした当たりで、30cmの良形が上がって来た。シログチ釣りの面白さは、ガクガクとした引きの強さにあると思う。30cmを越える大形やダブルが掛かった時の巻き上げは大変に楽しい。釣りの楽しさは当たりを捉えた時のゾクゾク感にあると思う。
12時過ぎまでに15尾を釣り、少しの間であったが入れ食いタイムも味わった。14時位までボツボツと当たりがあり7尾を追加し、14時過ぎの早めに竿を納めた。何時ものように足場に海水を流し、船縁を拭いて後片付けを始めた。午前中は船長が嘆く程活性が低かったが、これからの時期は魚も口を使わなくなるのであろうか。
小柴丸にしては珍しく仲乗りさんが乗船して、餌の補充等の面倒を見てくれた。「良形を10尾も釣れば食べる分には十分でしょう」と云う船長の言葉を聞き、釣果も大事だが如何に魚との駆け引きを楽しんだか、ゾクゾク感を味わえたかが大事かなと思う。しかし釣り人の心情としては、次はもっと大きな魚をバリバリ釣りたいと思うのも事実である。もう次の釣りに向かって、挑戦の意欲が湧いてくる。

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船キス釣り2011/1/3 [船釣り]

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

1月3日(月):東京 葛西橋 荒川屋釣船店
場所:東京湾 中の瀬
大潮:満潮15:33、干潮10:10(東京芝浦)
天候:晴れ、波1m程度(後半ややウネリが入る)
潮色:やや澄み
釣座:右舷ミヨシ寄り(乗船者8人程度)
餌:青イソメ
釣果:キス55尾(13cm~21cm)、大、中、小が良い塩梅に混じる。赤太刀魚1尾、パックンチョ15尾、トラギス3尾、 船全体の釣果28尾~65尾
仕掛け:片天秤枝針式60cm~80cm、道糸:PE1号、ハリス:フロロカーボン1号、錘:15号、1本竿1.8m

 何時もの様に5時4分の池袋行きに乗り出発した。池袋から有楽町線で飯田橋へ、ここから東西線に乗り換え南砂町へ、途中一人の釣り人が乗り込んで来た。南砂町駅に着くと一緒に降りたので、同じ船宿へ行くのかと思った。何時もの焼鳥屋さんの前で待っていると、先ほどの釣り人が紙袋を抱えてやって来た。お話を聞くとアジ釣りとのことで、迎えの車内で談笑しながら荒川屋さんへ向かった。
荒川丸は全速力で中の瀬に向かうが、多少波があるため波しぶきが飛んで来た。前部のデッキ入口に移り、朝日を浴びながら1時間ほどの東京湾クルーズを楽しんだ。
船長のいつもの注意事項(餌の垂らしを1~2センチにして針の掛かりを良くする。船が動いているので竿を置きっ放しにしない。)の放送後に実釣を開始した。
10時10分が干潮なので、朝の内は苦戦が予想された。案の定午前中はぼつぼつ釣れる程度で、11時頃の釣果は20尾であった。潮が多少速めで投入ポイントを左右に調整したが、人数が少ないのでオマツリの心配はなかった。
落ちギスは誘いを掛けないと食って来ないので小まめに誘いを繰り返し、昼頃にはどうにか30尾に達した。15時33分が満潮なので後半に期待が持てた。13時位から活性が上がり投げる度に掛かる様になった。ミヨシの釣り人も誘いを掛け同じように釣れ出した。結局14時過ぎまでに25尾を釣り、トータルで55尾となった。途中キスよりも重い当たりがあり、赤太刀魚が上がって来た。新年より赤い魚が釣れ縁起が良いわいと思った。
今日の反省としては、下述の2点が挙げられると思う。
1.針を外すのに頭の部分のエラに指を入れてハリスを引っ張るのだが、すんなり抜け無い時が多々あった。仕掛けは相当数用意してあり心配ないのだが、再度の餌つけ等で入れ食いタイムのロスになる。
2.午前中は60センチの仕掛けを使用したが、潮が少し速かったので初めから80センチの仕掛けを使えば良かったのかな。
落ちギス釣りの魅力は誘って掛けることにあり、キスとの駆け引きが実に面白いし楽しい。当たりを感じないが居食いをしている時があり、そっと聞き合わせをすると良形が竿を絞る。益々キス釣りにはまって来た感じで、次回の釣行が楽しみである。
来週は金澤八景小柴丸のシログチ釣りを予定しているが、これも冬季のシログチを如何に喰わせるかが楽しい。今日の夕食は小形のキスの唐揚げで大変美味しくいただいた。皆さんも天気の良い日を選び防寒対策をして、落ちのシロギス釣りに出掛けて見ませんか。

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2010年の釣りを振り返って [船釣り]

今年はキス釣りとシログチ釣りを大いに楽しみ、双方の釣りのコツも少しわかる様になった。
キス釣りは乗船回数13回、釣果550尾、平均42尾であった。キス釣りで印象に残るのは、7月16日の葛西橋荒川屋さんでの釣行である。乗船者は2人で、お相手は女性プロアングラーの上野ひとみさんであった。釣果は二人とも丁度70尾で、上野さんは取材を兼ねての釣りであった。この日は木更津沖で良形が竿を絞り、本当に良く釣れ楽しかった。
12月23日の葛西橋荒川屋さんの釣行では、釣りビジョン「プレミアムオフショアマガジン」の取材に遭遇した。良形のキスを抱えての写真撮影、水中のキスの動画撮影に協力した。1月1日にweb発信されるので楽しみである。
シログチ釣りは乗船回数9回、釣果205尾、平均23尾であった。シログチ釣りは置き竿主体の釣りであったが、冬季は特にシログチの方から口を使わない。試行錯誤の末に置き竿から、スタンディングで誘って掛ける釣り方に変更した。錘が着底したら2.7mの竿を脇の下に挟み、竿先をゆっくりシェイクする。餌が海中を漂うようなイメージが功を奏したのか、シログチが良く掛かる様になった。シェイク釣方はキス釣りにも有効なので、冬季を通してさらに進化させたい。
来年のキスおよびシログチ釣りは、平均尾数で今年を上回る様に頑張りたいと思う。釣った魚については、大切な魚のために美味しく頂こうと思う。釣りたての魚は正しく血抜きをすれば、お店に並ぶ魚とは鮮度が比較にならないくらい程良く美味しい。
今年の渓流釣りは多摩川支流の秋川に、都合2回しか行かなかった。平時の上流部の秋川は水量が少なくキャッチ&リリース区間も無いためか、最近は良形のヤマメを見ることができない。秋川上流には自然林をもっと増やしてキャッチ&リリース区間を設け、チビヤマメが成長できるような環境にすることが必要だと思う。15年前のように盛期の瀬で、良形のヤマメが竿を絞る様な川になることを願っている。

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船キス釣り2010/12/23 [船釣り]

12月23(木):東京 葛西橋 荒川屋釣船店
場所:東京湾、中の瀬
中潮:満潮6:58、17:36、干潮12:11(東京芝浦)
潮色:薄濁り:晴れ、風やや強く、波2m、ウネリあり
釣座:右舷胴の間(乗船者6人程度)
餌:青イソメ
釣果:キス35尾(15cm~21cm)、良形が結構混じる。
船全体の釣果30尾~99尾
仕掛け:天秤2本針70cm、道糸:PE1号、ハリス:フロロカーボン1号、錘:15号
1本竿1.8m

天皇誕生日の23日に東京湾に釣りに行った。家を出るときは風がビュービュー吹いていたが、南砂町駅に着くと風もなく天気も快晴であった。荒川屋さんの迎えの車を待つ間に、もう一人の釣り人と談笑した。大変元気な方で、当方と同年代であろうか。
受付を済ませ荒川に係留されている船に乗ると、お客さんが一人待っていた。荒川屋さんでは有名なI東名人で、挨拶をしてから支度を始めた。支度をしていると釣りビジョンの「プレミアムオフショアマガジン」のスタッフがステッカーを持って挨拶に来た。取材のため写真や動画を撮るので協力して欲しいとのことであった。
荒川丸は目的地の中の瀬を目指し、まっしぐらに飛ばした。波しぶきが飛んで来るので、艫のデッキ入り口付近に避難した。天気予報では風がやや強くウネリを伴うと云うことであったが、海の状況はその通りになった。
1時間ぐらいかけて目的地の中の瀬に到着し実釣を開始した。今日も1本竿のスタンディングで、船下付近を徹底して攻めることにした。錘が着底したのを確認して糸フケを取り、竿先を軽くシェイクしてはストップする動作を繰り返した。ここでキス特有のブルブルと云う当たりがあり、ゆっくり竿をあげると良形のキスが掛かった。
釣りビジョンのスタッフが飛んできて、良形のキスを掲げた写真を撮った。風と波とウネリがあったので当たりを捉えるのが難しく、また誘いを入れないと食って来なかった。右舷には4人が竿を並べていたが、午前中はポツンポツンと上がる程度であった。10時頃やっとツ抜けしたが、先日の木更津と同様に難しさを感じた。
釣りビジョンのスタッフが棒の先に小形カメラを装着して、水中を上がって来るキスの様子を撮った。次号の「プレミアムオフショアマガジン」は、来年1日にwebで発信される。写真と動画に自分が写っているかどうかが楽しみである。
お昼すぎに船長が移動を決断し、フルスピードで小柴沖方面へ向かった。ここでもシェイクしながら当たりを待つ作戦であったが、当たりが中々出ず自信が揺らいできた。それでも誘いを続け、昼過ぎには25尾程度を確保した。船長は風とウネリの中で、道糸が真っ直ぐ入るように操船してくれる。その後も諦めずに誘いを続けて30尾を確保した。14時過ぎに正確な釣果をカウントし35尾を確認した。
35尾を確認した時点で竿仕舞とし、急いで後片付けと清掃を実施した。帰りも約1時間かかるので、艫側のデッキに入り休息を取った。I東名人の釣果は99尾で、当方の約3倍であった。どのように当たりを捉えるのか、微妙な当たりを捉える技が無くては99尾も釣れない。シロギス釣りは、本当に奥が深いと思う。名人の半分位釣れるよう落ちギス釣りを練習したいと思う。
昨日の夕食はキスのカルパッチョ、今日の夕食はキスの天ぷらで両方とも大変美味しく頂いた。ブログ友達が納豆の天ぷらを紹介していたので試してみた。これが実に美味しく酒の肴にもピッタリであった。
皆さんも防寒対策をして天気の良い日を選んで、落ちのシロギス釣りに出掛けて見ませんか。如何に喰わせるかシロギスとの駆け引きが楽しいですよ。

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船シログチ釣り2010/12/15 [船釣り]

12月15日(水):東京 金澤八景 小柴丸
場所:東京湾、赤灯沖 約30m
長潮:満潮11:31、干潮19:01(東京芝浦)
潮色:比較的に澄んでいた
天候:晴れ、風は弱く、波もさざ波程度
釣座:右舷胴の間(乗船者6人程度)
餌:青イソメ
釣果:シログチ27尾(15cm~30cm)
船全体の釣果20尾~83尾
仕掛け:胴突き2本針、道糸フロロカーボン4号、モトス3号、エダス2号 50cm
1本竿2.7m(後半2.4m)、錘30号

釣り具屋さんで頂いた潮見表で小潮を確認して出掛けたが、帰って来てから釣りカレンダーを見ると長潮であった。インターネットの東京芝浦で検索すると、カレンダー記載の潮と一致した。
右舷には4人が竿を並べていたが、午前中はポツンポツンと上がる程度であった。それでも終わって観れば、トップ83尾と最盛期の釣果であった。当日の裾は20尾であったが、小柴丸さんはベテラン揃いなので活性が低かったのかも知れない。
各人2本竿の置き竿で釣っていたが、当方は何時ものように1本竿のスタンディングで通した。置き竿は食事中のみで2尾が掛かったが、置き竿では釣果を伸ばせない気がした。12月も半ばになり、11月頃の置き竿にしておけば掛かるような状態では無いことを感じた。
何時ものように竿を右脇の下に挟み、竿先をゆっくりシェイク・止めての動作を繰り返し当たりを待つ。当たりがあれば竿をゆっくり上げながら聞き合わせ、さらなる魚信と重さで針掛かりを確信する。ここから一気にリールを巻き、白い魚体が水中に見えた所で竿を立て掛け、道糸を手に取りシログチを引き上げる。
前述の方法は夏場に実践したキス釣りと同じであり、当日は誘って掛ける釣りのだいご味を味わった。最大は30cmで珍しくお腹にスレ掛かりし、余りにも重いのでスリリングであった。上がって来たシログチは、鎧のようなシルバーと薄いブルーを纏っており大変に綺麗であった。
午後に一時ゴールデンタイムがありダブルを連発したが、ここで何時ものバックラッシュが発生した。早速リールを交換し、竿も新しい2.4メートルを使用し再開した。新しい竿もメバル用の胴調子の扱い易い竿であった。
最終的に30尾はいったと思ったが、正確にカウントすると27尾であった。外道はキス2尾とたっぷり太ったトラギス2尾であった。
今日の夕食はシログチ皮付きのシャブシャブで、野菜をたっぷり入れて美味しく頂いた。皆さんも防寒対策をして、釣って良し食べて良しのシログチ釣りに出かけて見ませんか。

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船キス釣り2010/12/10 [船釣り]

12月10日(金):東京 浦安 吉野家
場所:東京湾、木更津沖10m未満
中潮:満潮8:21、干潮13:30(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:晴れ、北弱風、波穏やか
釣座:右舷胴の間(乗船者5人)
餌:青イソメ
釣果:キス47尾(小型、中型主体 11cm~21cm)
船全体の釣果47尾~106尾
仕掛け:片天秤2本針(60cmセンチ~70cm)、1本竿1.8m、錘20号

土曜日に出掛けようと思ったが混雑が予想され、南風がやや強いとのことで金曜日に出掛けた。手漕ぎボートのキス釣りは経験があったが、船のキス釣りは当初吉野家さんで勉強した。この時に落ちキス釣りの難しさと面白さを味わった。2月頃胴突き仕掛けで良形を40尾程釣り、これで落ちキス釣りを覚えたと思った。しかし世の中そうは甘くなく、金澤八景の荒川屋さんでは手も足も出なかった。
木更津沖は現在名人クラスが200尾を釣るような状況である。しかし当方にとっては厳しい結果となった。潮の速さはそれ程でも無いので、仕掛けの長さを60cm~70cmにした。
船長の「下げ潮で初めは苦戦」の予想通り、当たりが少ない状態が続いた。ゲットした数尾のキスは俗にいうピンギスで、途中でバレテしまうことが度々あった。前方に投げリールを巻いても当たりが無く、夏場の状況とは確実に違っていた。
当然夏場とは釣り方を変える必要があるのだが、ブログ友達の「潮がないと~広範囲よりも船下最短距離のラインテンションキープでしつこく丁寧にしかないだろうね」を帰ってから思い出しても後の祭りであった。11時頃までにやっとツ抜けする状態で、夏場のように投げて錘を引きずる釣りに固執し過ぎた。
昼過ぎからシログチでやったように船下の手前で錘を止め、竿先を軽くシェイクし止めて当たりを待つやり方にした。このあたりからやっと当たりが連続して出始め、昼過ぎにやっと20尾に達した。13時過ぎから左隣の釣り人が、船下付近で良形をバンバン釣りあげ始めた。投げなくとも近くで食って来るよと話していたが、まさにブログ友達のコメント通りの展開となった。
13時過ぎにようやく30尾に達したが、大艫の釣り人が50尾から60尾を釣ったと話していた。当方も50尾に乗せたいと懸命に頑張ったが、50尾に届かず47尾で終了した。落ちキスと行っても木更津の10mに満たない浅場で、船長もこんなことは初めてと話していた。今回のキス釣りは色々勉強になったが、結果には満足できないので次回にまた挑戦したい。
吉野家のT船長は、釣り人をやる気にさせる名人である。釣り人の状況を「ダブルが出たよ、大きいのが掛かったよ」等を実況中継する。釣れていない時は本人も竿を出し、「ダブルの3連ちゃん、入れ食いだよ」という具合で実に威勢が良い。
今日の夕食は、大分郷土料理のとり天の元を使用した小型のキスのフライである。これが実に美味しいので皆さんも試して見てください。

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船シログチ釣り2010/11/8 [船釣り]

11月8日(月):東京湾 金沢八景 小柴丸
場所:東京湾、富岡沖(赤灯沖)
大潮:満潮6:31、干潮13:19(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:曇り後晴れ、北弱風後南弱風、波穏やか
釣座:左舷胴の間(乗船者/6人)
餌:青イソメ
釣果:イシモチ35尾(15cm~33cm、良形主体)、アジ5尾、キス3尾
船全体の釣果32尾~80尾
仕掛け:胴突、2本針、枝ス45cm、ムツ針、道糸・フロロカーボン4号、モトス・フロロカーボン3号
枝ス・フロロカーボン2号、1本竿

乗船者6名とゆったりした雰囲気の中で、3名ずつ両舷に分れ出航した。風、波もなく薄日も射し、絶好の釣り日よりであった。平潟湾の係留場所から15分程度で釣り場に到着、釣り座の前方には住友ドッグ、八景島が見えた。潮もそんなに速くはなく、道糸も若干斜めに入る程度であった。一投目着底後に、錘を底から離そうとした途端に当たりがあった。上がって来たのは青白く輝くアジで、スーパーで見るアジと違いスマートであった。小柴丸の大船長曰く、青イソメで釣るアジはコマセの臭いもせずに美味しいとのこと。
錘が着底後に一度竿を大きく上げ、ゆっくり下げながら竿掛けにセットする。船の揺れで錘がトントンと底を打つように調整し当たりを待つ。イシモチ独特の竿先をガンガン叩く派手な当たりがあり、良形のイシモチが上がって来た。午前中12時頃までコンスタントに当たりがあり、釣果も20尾位はいったと思った。2本竿で釣っている両隣のベテランから、良く釣れるねと声を掛けられた。良く釣れるねと声を掛けられたのは初めて、皆さんベテラン揃いなのに。
イシモチ釣りは向こう合わせの釣りと云われ、前あたりで竿を上げると掛からない。竿がガンガン叩かれるまで待って上げれば、逃げられることは殆んどない。置き竿でも時々竿を手に持ち替え、誘いを掛けて再び竿を掛けると食って来る。手に持ち替えた時に竿を大きく上げゆっくり落とし、竿掛けに掛けることの繰り返しである。キス釣りの時は常時立って(スタンディング)で誘って釣るが、イシモチ釣りも同じように出来ないか試している。向こう合わせの釣りから掛ける釣りを勉強中である。
自分が気付かない状態で、餌を食べているような気がする。餌が付いているかどうか、こまめのチェックが必要である。スタンディングで投入後に誘いを掛け、静かに竿を上げると食っている。さらに続けて竿を頭上高く上げて行くと、完全に針掛かりする。この掛ける一連の動作は、キス釣りと同様に大変楽しい。竿を上げる途中で掛かるので重量感があるし、実際に大形の掛かる割合が多いような気がする。針掛かりの状態を見ると、口先にバッチリ掛かっており針を外すのも楽である。
13時を過ぎるころから再びイシモチの活性が上がり、午前中と同じようにコンスタントに釣りあげた。14時頃釣果をカウントしたところ31尾で、終了時間までまだ40分あったがきりの良い35尾で竿仕舞いとした。それにしても晩秋の暑いくらいの中、一日中本当に良く釣れた。
アジ5尾、キス3尾と合わせ16リットルのクーラーはほぼ満杯であった。帰りの電車の乗り降りはずっしり重く、特に階段はきつかった。20リットルのクーラーで満杯になったら、電車での釣りは無理かも知れない。電車での釣りには、16リットルのクーラーで丁度良いのかも知れない。
当日の夕食は、イシモチの刺身を美味しくいただいた。昨日は近所にお裾分けし、夕食はなめろうとフライにして食べた。残りの一部を開いて、今日天日干しにした。シャブシャブは次回にしようと思う。イシモチは引きも強いし食べても美味しいので、是非皆さんもイシモチ釣りに出掛けて見てください。
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船シログチ釣り2010/10/12 [船釣り]

10月12日(火):東京湾 金沢八景 小柴丸
場所:東京湾 小柴沖
中潮:満潮8:08、干潮13:20(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:曇り、一時弱い雨、南弱風、さざ波程度
釣座:左舷胴の間(乗船者/12人程度)
餌:青イソメ
釣果:イシモチ30尾(15cm~33cm、良形主体)、キス2尾、トラギス2尾
船全体での釣果25~56尾
仕掛け:胴突、2本針、枝ス45cm、ムツ針、道糸・フロロカーボン4号、モトス・フロロカーボン3号
枝ス・フロロカーボン2号

乗船者12名程度とオマツリの心配もなく、釣りに専念できた。道糸が艫側へ若干斜めに入ったので、投入地点を少しミヨシ側へずらした。目の前にはアジ狙いの船がいて、右隣の方は大きいアジを釣りあげた。見ていると当たりに対し、瞬時に合わせを入れていた。左隣の方もシログチを着実に釣りあげているが、当方には当たりがないので心配になった。竿を2、3回あおってから、錘が底をトントン打つように置き竿にした。当方にもやっと当たりが出始め、少し待つとイシモチ独特の竿がガンガン叩かれた。午前中前半の釣果は6尾程度であったが、午前中後半から当たりが出始めた。お昼の時点では良型主体で15尾を釣り、後半への期待が高まった。
左隣の方はまな板持参で、釣るたびに下処理を行っていた。内臓を海に投げるとカモメがさっと来て食べ、海上を乱舞していた。下処理が終わる頃には、もう次の一尾が竿を叩いている。こういう釣り方もあるのかと感心し、奥さんは料理の下処理が省けて良いなと思った。
午前中は下げ潮であったが、13時過ぎには上げ潮に変わるので後半に期待した。釣り座より前方を見ると住友ドッグが見え、こんな所で魚が釣れるのだから東京湾はすごいと思った。工業地帯と海の環境が調和している所は、世界の中でも珍しいかも知れない。時折良形のキスがコンコンと、イシモチとは違う当たりを見せ上がって来た。
午前中に比べ連続して当たりが出始め、大形も掛かるようになった。大形は船下に近づくにつれ、底に突っ込むような引きを見せる。当たりが感じられない時でも、聞き合わせをすると口を使っている。竿を静かに上げて行くと、大形が掛かり竿が大きく曲がった。取り込んで針掛かりの状態を確認すると、針は口先にバッチリ掛かっていた。キス釣りの掛ける動作が、イシモチ釣りにも応用できることがわかった。
ここでまたバックラッシュを発生させてしまった。餌つけの時にハリスを手元に近づけようと、サミングせずに道糸を緩めたためと思われる。急いでリールを交換して再開したが、交換前のリールより滑らかでなく釣りづらかった。それでも前半を挽回するように、当たりを捉え好調に釣った。前半と合わせ30尾を釣りあげた時点で、船長より竿仕舞の放送があった。今回のイシモチ釣りは釣果もまずまずで、内容も少しずつ良くなってきた。
当日の酒の肴はイシモチの刺身で、取れたての刺身はほんのり甘くて絶品だ。昨日もフライにして食べたが、淡白なので食欲を誘う。昨日は当市の研修会で茨城県の常陸那珂港に立ち寄った。市場で見たイシモチの干物が美味しそうだったので、今日イシモチの干物を作った。ウロコ、内臓を取り背開きにし、塩水に約1時間浸し天日干しにした。夕食の酒の肴に食べて見ようと思う。釣り人でなくては味わえない新鮮な干物である。次回はカマボコ作りにも挑戦してみたい。
イシモチは色々な料理に使えて美味しいですよ。皆様もベストシーズンのイシモチ釣りに出かけ、美味しいイシモチを食べて見ませんか。

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船シログチ釣り2010/10/6 [船釣り]

10月6日(水):東京湾 金沢八景 小柴丸
場所:東京湾 横須賀沖(富岡沖)
中潮:満潮15:57、干潮9:42(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:晴れ、弱風、さざ波程度
釣座:右舷胴の間(乗船者/20人程度)
餌:青イソメ
釣果:イシモチ22尾(15cm~33cm、良形主体)、キス2尾、トラギス1尾
船全体での釣果10~38尾
仕掛け:胴突、2本針、枝ス45cm、ムツ針、道糸・フロロカーボン4号、モトス・フロロカーボン3号
枝ス・フロロカーボン2号

平日で乗船者が少ないと誰もが思っていたようだが、大入り満員だった。前半は潮が速い時間がありオマツリが続発、極力お隣さんとのオマツリを回避した。午前中は当たりも渋く、全般的に小形が多かった。右隣の方はシログチ初挑戦だったが、ベテランでコツコツ釣果をあげていた。当方オマツリの他にバックラッシュ等で時間をだいぶロスし、午前中は6尾程度で終了した。午前の後半も当たりが少なく、中には竿をあげ休息タイムに入った人もいた。
午後も相変わらず当たりは少なく我慢の釣りを続け、14時前の釣果は10尾程度であった。この頃よりポツ、ポツと良形が掛かり出し、いよいよ潮の状態も良くなったと思った。30cmを越える大形も掛かり出し、絶好の釣りタイムとなった。シログチも30cmを越えると、底に突っ込むような引きがあじわえる。昨シーズン来のシログチの強い引きに、午前中のモヤモヤが一気に吹っ飛んだ。
沖上がりの15時までに久し振りに、シログチ釣りを楽しんだ。当方の釣果は良形主体の22尾、右隣の方は小形、中形が主体の19尾であった。今シーズン初めてのシログチ釣りは、前半苦戦したが後半は連続して良形が掛かり大変楽しかった。最後は良形のダブルで締めくくることができ、周囲の人もびっくりしていた。
入れ食いタイムには出来るだけ太い餌で、シログチにアッピールしたのが良かったのかも知れない。昨年からシログチ釣りを始めたが、まだキス釣りに比較し上手くいかない。次回はトラブルによるロスタイムを減らし、釣果をのばしたい。
釣りたてのシログチは、お刺身、ムニエル、煮つけ、唐揚げ等、何でも美味しいですよ。皆さんもベストシーズンのシログチ釣りを楽しんで見ませんか。
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船キス釣り2010/9/6 [船釣り]

9月6日(月):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 木更津沖
中潮:満潮16:15、干潮9:20(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:晴れ、南西の弱風、さざ波程度
釣座:右舷胴の間(乗船者/1人)
餌:青イソメ
釣果:キス58尾(12センチ~20センチ、小形が結構混じる)、オジサン(ヒメジ)8尾、メゴチ3尾、イイダコ1尾、ハゼ1尾
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針、針8号)
一昨日は葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。前回の釣果は23尾だったので、今回は何としても2倍は釣りたいと思った。当日の操船は若船長で乗船者は当方一人、贅沢で有難いことである。荒川丸は定刻通り、全速力で木更津沖へ向かった。胴の間は飛沫を被るので、大艫に身を寄せ前方に広がる景色を見ていた。今日はアクアライン風の塔の傍を通り、木更津沖へ向かった。前方を船が横切る場合のかわし方等を興味深く見ていた。8時過ぎに木更津沖に到着し、潮回りの後船長の合図で実釣開始となった。
前回は2本竿でどうも集中できなかったので、今回は1本竿で通すことにした。仕掛けは天秤の80センチ・枝針を主体に使用した。午前中は潮の流れが穏やかで、当たりは散発的であった。魚が小さく針掛かりしないので、青イソメの尻尾に近い方を付け垂らしを短くした。今回は58尾の内半分程度が小形主体で、前回の60%が良形とは違っていた。午前・午後を通じ小形が多いということは、来年も数釣りを楽しめるということかもしれない。
周囲を見るとY屋、つりK等の見慣れた船が、船首を陸側に向け操船していた。どの船も余り動かず、定位置で釣りをしているように見えた。午前中に前回と同じぐらいを釣り、午後からは上げ潮のため期待した。今回はキスの他に、オジサン(ヒメジ)が多かった。
船は正午近くに岸壁に近い場所に移動した。こんな浅場にまだキスが残っているのかなと思ったが、若船長の狙いは正解であった。ここから当たりが活発になり、良形が竿を絞るようになった。サビいて来て仕掛けが船に近づくと、盛んにキスがアタックしてき来た。こうなると手返しを速く餌も常に新しくし、数を釣ることに心がけた。まだこんな浅場に良形もいるなんて、外見からはわからないものだと思った。先日のオレンジ色の帽子さんも、こんな浅場での釣りだったのかな。小型から良形まで、午前中とは比較にならないほど釣りあげた。2時過ぎに数えると58尾で目標の50尾に達したので、若船長に釣果を報告し竿仕舞いをお願いした。
帰りは何時ものように南砂町の駅まで、若船長に送ってもらった。若船長は操舵室より釣り人の道糸の角度をチェックし、舵を取っているとのこと。しかし潮の流れに対応するのも、釣り人の腕の一つだと言っていた。このあたりは経験を積まないと、わからないかもしれない。Shirogisu名人のブログで色々勉強しているが、まだ現場に立つとわからないことばかりである。ただ昨年に比べれば色々の人に教えてもらい、少しは進歩したのかも知れない。これからも健康に注意して、キス釣りを楽しみたい。

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船キス釣り2010/8/30 [船釣り]

8月30日(月):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 木更津沖、富津沖
大潮:満潮7:46、干潮13:30(東京芝浦)
潮色:比較的澄み
天候:晴れ、風ほとんどなし、凪の状態
釣座:右舷胴の間(乗船者/4人)
餌:青イソメ
釣果:キス23尾(12センチ~20センチ/良形主体)、アジ7尾、メゴチ5尾、シログチ1尾、イトヒキハゼ、船全体で23尾~35尾
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)、胴突(ハリス1号、1本針および2本針)

一昨日は葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。当日の操船は若船長でまじめであり、HPの記事は面白いので注目。最初は長浦沖を流したが当たりも少なく、直ぐにアクアライン下を通り木更津沖へと向かった。ここ木更津沖の景色は何時も見ている場所で、東京湾東側では一級のポイントだと思う。
潮は左舷側より右舷側に流れているため、仕掛けを前方に投げても直ぐに船下まで来てしまう。船下で待って誘いを掛けても、当たりがないのか、取れないのかという状態が続いた。
中々当たりが取れず四苦八苦、時折置き竿に小形のキスが掛かる程度であった。なぜ釣れないのかと、頭の中は既に混乱状態になった。右舷は当方1人なので、仕掛けを投げる方向をミヨシと艫に振り分けて見た。ミヨシでは当たりがなかったが、艫の方向に投げサビクと今までにない当たりがあった。リールを巻くと良形がダブルで掛かった。ここで20センチ級がダブルで連続して掛かり、やっと一安心の状態となった。船長も顔を出し、重そうだねと声を掛けてくれた。ここで良形を15尾程度確保したが、また当たりが遠のき暑さが増して来た。それにしても、釣りの意欲が無くなるほどの暑さにはまいった。
流し変えの際のわずかな風が扇風機代わりになった。お昼頃船は場所移動のため、全速力で富津沖へ向かった。全速力で走ると海風がエアコン代わりとなり、ウエアーを通して身体全体を冷やしてくれた。余りの気持ち良さに一瞬眠ってしまったようだ。気がつくと富津沖に到着しており、釣り開始となった。
置き竿には前回と同じように、アジ、シログチ、メゴチと多彩なゲストが掛かって来た。肝心なキスは小形が時折掛かる程度であった。干潮時間も近づき、さらにキスの当たりを捉えるのが難しくなった。14時40分頃竿仕舞となり、当方キス23尾で終了した。
今日は2本竿で1本は置き竿、もう1本は手持ちであった。今日のような難しい状態では、1本竿で遠投して速めにサビいて、まめに投入した方が良かったのかも知れない。それに船下での釣りにも、集中が大事だと感じた。帰りの駅までの車の中で大船長に「当方右舷だったが釣り難く、左舷の方が有利なのか」を聞いてみた。今日の右舷は潮先に当たるので、基本的には有利な事などを親切に解説してくれた。
さて昨日の荒川屋さんの釣果はトップ128尾、2番手108尾、3番手78尾であった。いずれも1本竿での釣果、技術を持った人達は凄いですね。当方少しでも良いから、技術を身につけなければと思う。
次もキス釣り予定で天気次第ですが、9月第2週を予定している。皆様も猛暑対策を万全にして、釣りにお出かけください。

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船キス釣り2010/8/20 [船釣り]

8月20日(金):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 木更津沖、富津沖
大潮:満潮15:56、干潮8:07(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:晴れ、北東の風、波は比較的弱
釣座:右舷胴の間(乗船者/5人)
餌:青イソメ
釣果:キス43尾(13センチ~21センチ/良形混じる)、アジ8尾、メゴチ6尾、シログチ1尾、フグ3尾、イトヒキハゼ (船全体での釣果/20尾~48尾)
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)、胴突(ハリス1号、1本針および2本針)

 昨日は久し振りに葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。当初金沢八景の小柴丸さんへシログチを釣りの予定であったが、シログチはこの先の楽しみということで次回に変更した。南砂町駅に到着し、迎場所の焼鳥屋さん前に行くと先客が待っていた。台東区から来た同年輩のA柳さんで月に2回ぐらい、主にアジ釣りで荒川屋さんに通っているそうだ。
 受付を済ませ荒川の桟橋に向かい、シロギスの看板のある船に乗った。何時ものように身支度から準備を始め、タックルおよびその他の備品をセッティングした。今日は若船長の操船で定刻通り離岸し、ポイント予定の木更津沖へ向かった。右舷から見える東京湾の景色を見ながら、そういえば羽田第4滑走路も完成する。今まで以上に離着陸の回数が多くなり、国際線が増便され便利になる。
 40分程度でポイントの木更津に到着し、右舷から岸壁が見える位置で釣り開始となった。産卵を終えたキスが徐々に深場に落ちて行く中、前回のようにまだ浅場にたくさん残っているかどうか。
 干潮から満潮に向かうので潮としては良い状態なのか。仕掛けを前方に投げると、直ぐに船下付近に戻って来る。そこで船下付近でゆっくり待ち、誘いを掛けると良形がポツン、ポツンと掛かって来た。右舷側は仕掛けが船に引っ張られるため、船下付近での我慢の釣りとなった。艫の釣り人にベラが掛かるのを見ると、根に近い所を流している。其のうち15センチ位のフグも当たり出した。周囲もその様子で、ハリスを切って行く良形もいるようだ。針を外す時にうっかりフグに指を食い付かれ、ちょっと痛い思いをした。近くに黄色の釣り船がいたが、キスかフグを狙っているのかな。キスの当たりは前回程でなかったが、どうにか午前中で36尾を確保した。
 午後13時位に船は木更津沖を離れ、富津沖に向かった。富津沖は左前方に猿島が展望でき、数隻の釣り船集まっていた。後で聞いた船長の話では、小柴丸も近くで操船していたとのこと。前方に投げた仕掛けは、午前中と同様に直ぐに船下付近に来て、潮の流れも速くなったように感じた。キスは中々釣れず相変わらずの状態なので、仕掛けを胴突きに変えて見た。すると今までにない当たりが出るようになった。当たりの正体は15センチ程のアジで、ここよりキス五目の状態となった。
 胴付きを1本針から2本針に変えた途端に、今までにない強い当たりがあった。強い突っ込みかわして上がってきたのは、25センチ程度のシログチであった。久し振りに見る銀白色の幅広のシログチに見とれ、何時もやる血抜きを忘れてしまった。何やかんやで14時30分に竿仕舞となり、当方はシロギス43尾で終了となった。今日の竿頭は帰りも一緒のA柳さんで48尾、おめでとうございます。
 帰りの車の中で若船長と落ちキスの話になった。当初の落ちたキスは広く散っているようで、居場所を突き止めるのが大変のようだ。今日の富津沖のキスはご機嫌が悪く、艫の若者が釣れないと大きな声で嘆いていた。若船長曰く、釣りは海の状況と魚のご機嫌次第です。当方はまだ下手だけど腕も相当関係あるよ。でもそれを言っちゃお終いか。
 今日21日(土)の荒川屋さんの釣果は10尾~46尾であった。何とも言えないが、ちょっと状況が変わりつつあるのかな?次回は久し振りに小柴丸のシログチを予定している。小柴丸さんの今日21日(土)のシログチは、19尾~53尾であった。昨日の海上は北風が吹き比較的過ごしやすかったが、皆さんしばらくは猛暑対策をして釣りを楽しんでください。

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船キス釣り2010/7/27 [船釣り]

7月27日(火):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 木更津沖
大潮:満潮18:24、干潮11:49(東京芝浦)
潮色:あまり濁っていない
天候:晴れ、南西の風やや強い
釣座:右舷胴の間(乗船者/10人程度)
餌:青イソメ
釣果:キス68尾(13センチ~22センチ/良形混じる)、イイダコ1尾、カレイ小1尾、アジ1尾
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)/1本竿

昨日は20日に続き葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。今日も南西風がやや強いとの予報通り、木更津沖のポイントに近づくにつれ波立って来た。ポイントに着くと船首を堤防側に向け、パラシュートアンカーを入れて何回も流し替えた。大船長の「竿は置きっ放しにしないよう注意があり」実釣開始となった。
今日も立ちっぱなし(スタンディング)の1本竿で釣ることにした。特に風のある日のスタンディングは足・脚・腰の力で体を踏ん張るので、健康にも良いと自分勝手に思っている。ブログ仲間のサトさんが絶賛している「隔週刊つり情報誌「宮本英彦さんの巌流島」での、”平林潔さんがスタンディングで頭上高く竿を上げキスを掛けている写真”、これが本当にかっこいい。何とかスタンディングで、キスを掛ける技術を身につけようと思っている。午前中はサビいて来る途中や船下でも適度な当たりがあり、特に一定の場所に来ると良形が連続して掛かった。午前中の釣果は40尾程で、自分にしてはまずまずの釣果であった。
午後は仕掛けを前方20メートル程投げても、直ぐ船下に来る状態になった。特に船下では仕掛けが左舷側に引っ張られ釣り難く、また風と波で船体が揺れ足を踏ん張りながらの釣りとなった。船下では微妙な当たりを合わせると、良形が横に走り竿を絞った。前々回の70尾を越えようと頑張ったが、14時30分に竿仕舞いとなり当方の釣果は68尾であった。真夏日であったが海上では風に助けられ、扇風機に当たっているようで少しは暑さが和らいだ。
若船長に南砂町駅まで車で送ってもらい釣果の報告をすると、最近は釣果が安定して来たと言われた。8月は旧盆のためキス釣りも一休みであると話すと、10月以降の落キスも面白いと話していた。何時か束釣りを達成したいと思っているが、それも夢の話ではないと思うようになった。今シーズンは無理だが、何とか1本竿で束釣りを達成したい。
8月は旧盆のためほんのしばらく釣りはお休みとなるが、既に金沢八景の小柴丸さんではシログチ乗合をスタートさせた。9月には葉山・長者が崎で、手こぎボートによるカワハギ釣りも活況を迎える。実りの秋は釣りのベストシーズンでもある。当方何時も休養状態だが、8月は特にゆっくり休養し、9月以降の釣りに備えたい。でも8月に1回も釣りに行かないことができるかな?
猛暑が続いていますが、皆様も体調管理に十分気をつけて釣りに出かけてください。

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船キス釣り2010/7/20 [船釣り]

7月20日(火):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 木更津沖、富津沖
小潮:満潮13:31、干潮5:54(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:晴れ、南西弱風
釣座:右舷胴の間(乗船者/10人程度)
餌:青イソメ
釣果:キス60尾(13センチ~20センチ/良形多少混じる)、イイダコ1尾、メゴチ1尾、烏賊子供1尾
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)

昨日は葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。今日も出だしは木更津沖から始めた。先日のように最初はやはり食いが悪かった。二流し当たりからぼつぼつ当たりが出始めた。オマツリが発生し、小潮にしては潮が若干速いのかなと感じた。10時頃の釣果は15尾で、今日は調子が悪いなと思った。
しばらくして船長が移動を告げ、船を全速力で富津に進めた。堤防に近い所から流し始めたが、最初はやはり食いが悪かった。極力仕掛を張りのある状態に保ちながら、根気よく誘いを続けた。お昼までの釣果は30尾で、50尾に達するかどうか不安がよぎった。前方に軽く投げサビいて来て、船下付近で誘いを入れると良形が食い付いて来た。おそらく船下では誘いを入れないと、良形は餌だけ食べて逃げてしまうのかも知れない。
大艫辺りで今日は80尾に達したとの話が聞こえたので、そんなに釣れたのかとびっくりした。時々ちらっと見ていたが当方とは釣りのスタイルが違い、腰をかけて3本ぐらい竿を出してじっくり釣っていた。14時頃からやっと戦闘モードに入り、次々にキスを掛けていった。15時前に釣果を確認したところ、60尾に達したのでほっとした。船長の「15時頃終了予定で、釣果を聞きますので正確にカウント願います」の放送で竿仕舞とした。
今回も聞き合わせにより当たりを取り、頭上高く竿を上げキスを掛けていった。当たりを感じ竿を徐々に頭上高く上げて、キスを掛ける動作がどうやら定着したようだ。今日の目標90尾には程遠い結果であつたが、暑いのに良く頑張ったと先ずは自分を褒めてやりたい。しかし少し活性等の状況が変わると、まだ上手に対応できないこともわかった。船全体では15尾~99尾で、15尾はキス釣り初体験の若いカップルであった。初めてのキス釣りで2人30尾は、自分なんかより素質があるなと思った。
U.Hitomiさんのキス釣り(7月16日)取材記事を20日版のSANSPOで見た。当日はU.Hitomiさんとは両舷に分かれていたので、詳細が不明だったが記事を見て良くわかった。仕掛けは胴突きの2本針で特大を連発したそうだ。本人もびっくりしたそうだが、同船した当方もびっくりの活性であった。あのような日は滅多にないだろうな。
次回のキス釣りは大変暑いので少し休養を取り、出かけたいと思う。しかし直ぐにでも行きたい気持ちが、釣り人の飽くなき探究心は困ったものだ。今日の夕食はキスの天ぷらを主体に、うどんを大変美味しくいただいた。若船長の数釣りの好機は7月いっぱいのこともあり、来週釣行を予定しているが。

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船キス釣り2010/7/16 [船釣り]

7月16日(金):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 木更津沖
中潮:満潮7:37、干潮9:59(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:曇り後晴れ、南西風強
釣座:右舷胴の間(乗船者/2人)
餌:青イソメ
釣果:キス71尾(13センチ~21センチ/良形混じる)、ヒイラギ3尾、イイダコ1尾、ホウボウ1尾、シログチ1尾、キュウセン1尾、パックンチョ
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)

昨日は葛西橋の荒川屋さんから、東京湾へキス釣りに出かけた。南西風が強く、木更津沖のポイントにつくまでに波しぶきを被った。15日(木)も風が強く風影狙いの木更津で、好結果に結び付いたようです。ポイントにつくと波・風があり、多少釣り難さはあったが大きな影響はなかった。
さて朝の記帳時に用紙はまだ真っ白、今日は1人と女将さんに聞くとあと2人いるとのこと。手続きを済ませ船に着くと、チャーミングな女性が支度をしていた。一見して凄腕女釣り師、どこかで見たことがある。そうだ釣り情報の「めらめらバトル」のU.hitomiさんでした。もう1人の方はキャンセルになり、2名での大名釣りとなった。U.hitomiさんはSANSPOのキス釣り取材で、来週火曜日に掲載予定とのこと。良形キスの絵撮りや船長からの情報収集等で忙しそうでした。彼女自身も仕事の合間に70尾を釣りあげた。
最初の一流しでは当たりが出ず、今日の目標70尾に到達できるかどうか不安になった。二流し目に入り当たりが出るようになった。潮の流れは特に速くなく投入地点からサビいて来ると、仕掛けがほぼ真っ直ぐに帰って来た。仕掛けは全長70センチ~80センチの天秤2本針で通した。12時までに約50尾を釣り、その間にホウボウ、ヒイラギ、シログチ、イイダコ、キュウセンと賑やかなゲストが釣れた。ダブルが何回もあり、午後も好調に当たりが続いた。1回で掛けられない場合は、追食いを誘い次々に掛けた。14時に目標の70尾に達し少し時間が早かったが、本日の終了願いを船長に申し出た。良形キスの横走りも初めて経験し、ベストシーズンのキス釣りを大いに楽しんだ。今回は聞き合わせによる当たりも捉え、数を伸ばすことができた。こんなに当たりがある日は、滅多にないかも知れない。
朝は大船長が駅まで迎えに来てくれるが、車の中で数を釣る釣り師の話になった。上手な釣り師は普通に釣りをしているように見えるが、動作に無駄がないそうである。もちろんそれぞれに技術を持ち合わせているのだが。操船した若船長より仕掛けの絡み等の後始末の無駄を無くすこと、餌つけのスピードアップが必要とのアドバイスをいただいた。
釣りが終了し船宿に戻るといの一番にU.hitomiさんがリールと竿を洗っていた。当たり前のことかもしれないがプロにとって道具は命、そういえば朝一番で見たU.hitomiさんのリールはピカピカでした。当方などリールと竿は家に帰ってから洗っているが、次回から現場で洗うようにしよう。
若船長曰くキスの数釣りのベストシーズンは7月いっぱいとのこと。次回は90尾を目標に来週に釣行を予定している。それにしてもキス釣りは面白い。皆さんも暑さ対策を万全にして、ベストシーズンのキス釣りに出かけて見てください。

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船キス釣り2010/6/24 [船釣り]

6月24日(木):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 盤洲
中潮:満潮16:44、干潮9:23(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:曇り後晴れ、波穏やか
釣座:左舷胴の間(乗船者/16人程度)
餌:青イソメ
釣果:キス53尾(12センチ~20センチ/小形主体)、イイダコ2尾、マダコ小1尾
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)、一部胴突仕掛け

昨日は葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。凪の海で釣りの条件としては大変良かった。午後は湖の中で釣りをしているようだった。釣果は船全体で16尾(船酔)~179尾だった。船長は一昨日の大雨による海の状態を心配したそうだが、皆さん心配を吹き飛ばす勢いで釣りまくった。
当方は午前中30尾、午後23尾と今期一番の釣果であった。午前中に針掛かりしない場面があったので、途中から針をキス競技用に変えた。この針は仕掛けを作る時に、ジーパンにも針掛かりする。針を変えた途端に、針掛かりしない状態が一変した。青イソメも頭をカットし、垂らしを2~3センチに極力短くした。ダブルも5回程度あり、キス釣りのだいご味を堪能した。
一日中1本竿の天秤2本針、長さ70cmから80センチでほ通した。微弱な当たりでも、静かに竿先を頭上に上げる過程で食いついて来た。当たりを感じない状態でも、静かに竿を上げると針掛かりすることが度々あった。昨日は「当たりの感じ、針の種類、仕掛けの長さ、餌の付け方」等を多少だがいろいろ試すことができた。
午後は真夏のような暑さになった。当方は首に冷却用ゲルを塗りその上からタオルを巻き、帽子にネックカバーを取り付け熱中症を防止した。それからスポーツドリンクを主体に水分をこまめに摂った。
50尾以上を達成した時点で14時を過ぎていたが、皆さん最後の追い込みに頑張っていた。何しろ暑くて帰りの体力の安全も考えてこの時点で仕舞とした。まだ若いのに?心配性で、家に帰ったら妻に「もう少し頑張ってくればと良かったのに」と言われた。
船長曰く「最盛期は意外と短いので数釣りは今がチャンス」、本当にそう思う。金田湾や葉山もそうだが、夏場になると途端に当たりが少なくなる。相模湾では8月から12月までキスは禁魚と聞いている。東京湾のキスも8月に入ると産卵のため藻場にでも移動して一休みするのかな。
今日の夕飯は、「シロキスのにぎり」を妻に作ってもらった。参考は週刊釣りニュース2300号の美波亜紀さん「シロギスのにぎり」です。「シロギスのにぎり」は本当にうまかった。イイダコやマダコも美味しかったな。美波さんは、週刊釣りニュースAPC(アングラーズペンクラブ)会員です。美波さんは投げのキス、ハゼ等の小物釣りをこよなく愛する人で、釣りのマナーや自然環境に対しても優しさを実践されている方です。
さあ次のキス釣りは、何時にしましょうか。ブログ友達も盤洲のことが気になり、落ち着かないようです。皆さんも最盛期に突入した感じのキス釣りに行って見ませんか。キス釣りは本当に面白いですよ。

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船キス釣り2010/6/11 [船釣り]

6月11日(金):東京湾 葛西橋 荒川屋
場所:東京湾 盤洲
中潮:満潮3:05、干潮10:05(東京芝浦)
潮色:薄濁り
天候:曇り後晴れ、波穏やか(帰りごろ南風が出た)
釣座:右舷胴の間(乗船者/6人程度)
餌:青イソメ
釣果:キス21尾(15センチ~20センチ)、イイダコ3尾、メゴチ1尾。
仕掛け:天秤(ハリス1号、2本針)、一部胴突仕掛け

昨日は葛西橋の荒川屋さんから東京湾へキス釣りに出かけた。凪の海で釣りの条件としては良かった。当方の釣果は21尾、船全体で21尾~124尾であった。トップは1本竿で124尾と驚異的であった。知り得る昨日の各船宿さんのトップは、35尾から75尾であるからいかに凄いかがわかる。
トップの名人は仕掛けを短くしたり、長くしたり色々な技を駆使したそうだ。そういえば午前中は仕掛けが絡まり釣りづらく、そのため仕掛けえを上から落とすような感じでキャッストした。いつも後で思うのだが、こういう時は2本針を1本針に変えることも必要だ。
開始前船長から置き竿にしないよう指示があったが、トモの釣り人の道糸が当方を通り越して、ミヨシにまで流れることが再三あった。やはり今日の潮の状況では、2本竿を上手に操作出来なかったようだ。名人は今日の状況から1本竿を読んでいたかのかも知れない。午前中は良形主体の7尾で終了し、今日は20尾に届くのかなと不安が頭をよぎった。
午前中は2回ばかり2本竿にしたが、午後からは1本竿に集中した。微弱な当たりに対し、竿先を頭上までゆっくり上げると掛かって来た。2時ちょっと過ぎまでに14尾を釣り、合計21尾で仕舞いとした。午後は総じて小型が多かった。船長にこちらから釣果を報告した際、「そのうちもっと上手になるから頑張って」と優しい言葉をいただいた。
今日の釣果では悔しさもあり、次回は初めから1本竿に集中し色々試したいし、釣れたというよりも釣ったという感じを大事にしたい。それにしても何でもそうだと思うが、キス釣りは特に奥が深いと感じる。もう次の船キス釣りに意欲を燃やしており、次回は6月末を予定している。
東京湾には盤洲のような貴重な干潟が存在し、イイダコ、スズキ、アジなど多種多様な魚類が生息している。このような自然環境と魚類、海藻等を大事にすれば、釣り人はいつまでも豊かな海で釣りができる。
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